元旦と元日の違いを知っていますか?
タイトルは阿刀田高氏の「〜は知っていますか」より
年末の連続ライブやら、体調くずしたりやら実家に帰省したりやらはさておき(書けよ)
TwitterやらBlogやらフラフラと読んでいると、非常にきになることが一個。
どーかんがえても1月1日の日中帯に起きたであろう出来事を「元旦に〜」と表現しているものが多い。すごく多い。
例えば、「元旦に親戚の家に行きました。」と書かれると、
私なんぞは「早朝から行くのは失礼じゃないかなぁ」などと一瞬思ってしまう。
だって、意味はコウだもん。
がん‐じつ〔グワン‐〕【元日】
1年の最初の日。1月1日。国民の祝日の一。《季 新年》「―や上々吉の浅黄空/一茶」
がん‐たん〔グワン‐〕【元×旦】
元日の朝。元朝。また、元日。「一年の計は―にあり」《季 新年》
◆「旦」は「朝・夜明け」の意であるから、「元旦」を「元日」の意で使うのは誤り。ただし、「元日」と同じように使う人も多い。
http://www.yahoo.co.jp/の辞書(大辞泉)の検索結果より
って、あ、この辞書だと元旦の意味に元日ってあるなぁ。誤りとは書いてあるけど使う人が多いとそれも正常な使い方に含まれちゃうのかなぁ。なんか多数優先主義ぽくてヤダなぁ。
元旦の旦の時は、日の出の見た目を表しているからとも言いちゃんとした意味で使いたいところです。
結構小さい頃から辞書を引く癖があって、何かというと意味を確認するのだけれどそういう風潮はウチの家族だけですかね?正月も実家に帰ったらご飯食べながら話題の言葉について、母が電子辞書で調べてたよ。
日本語は、字、音、意味を正しく使って行きたいものです。
ただあまり細かくツッコむとうっとおしい人になっちゃうのでその辺は考えなきゃですがね。。。